歯科医学に関連したさまざまな分野?講座で、
幅広い研究活動を行っています。
九州歯科大学には、120名を超える教員が在籍しており、全部で25分野?2ユニット?1部門に分かれて研究活動を行っています。ここでは、それぞれの分野?講座について、その概要、研究テーマ、所属構成員、実績などを紹介します。
クリニカルクラークシップ開発学分野
診療参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ)を中心とした臨床教育、そして教育や臨床分野に関わる研究を通じて、包括診療(プライマリ?ケア)を実践でき、地域社会に貢献できる歯科医師の育成を行っています。
顎口腔欠損再構築学分野
将来の歯科医療人を見据え、部分欠損および全部欠損補綴治療学、顎顔面補綴学、臨床推論学の講義を担当しています。有床義歯、顎補綴、顎関節症、睡眠時無呼吸症などの臨床を行っています。
口腔再建リハビリテーション学分野
私たちは従来の歯科補綴<ほてつ>学を「口腔再建リハビリテーション学」という新しい歯科医学領域として捉え、これまでの入れ歯からインプラントや再生医療を中心とした新しい患者さま中心の歯科臨床への転換を目指しています。
生理学分野
あらゆる医学の基礎として、生体メカニズムの解明を目指す学問が生理学です。学生への知識と機能の教授に加えて、歯科疾患の病態解明と新規治療法の開発のために口腔病態生理学研究にも注力しています。
分子情報生化学分野
生化学と分子生物学を通じて、生命現象の最小単位である細胞が生物としてさまざまな機能を営む「しくみ」を学修します。骨?骨格筋代謝の研究を中心に行い、米国ハーバード大学との共同研究や交流に力を入れています。
臨床疫学
教育面では、臨床疫学およびEvidence-Based Dentistry(根拠に基づく歯科医療)に関する科目を担当しています。研究面では、日常診療における様々な疑問を解決するための国際的な臨床疫学研究を行っています。
ラーニングデザイン(LD)教育推進学分野
学部教育から臨床研修教育までの歯学教育に関する研究を行っています。臨床研修教育においては、卒後臨床研修のプログラムの改編を中心に、臨床実習前歯学教育の教育プログラムから卒後臨床研修まで、シームレスな教育体系を構築することを行っています。
口腔機能発達学分野
医局員は、CBT、OSCE、そして国家試験に対する意識の強化と知識の向上、最先端医療の充実と地域医療への貢献、そしてより質の高い研究成果の発表と外部競争資金の獲得を目指して日々精進しています。
歯科侵襲制御学分野
静脈内鎮静法施行時の呼吸管理法、合併症を持つ高齢中国竞彩网_澳门皇冠体育-投注|官网患者の長時間全身管理法の確立をはじめ、障害者に対する地域歯科医療システムの構築、口腔領域の難治性疼痛<とうつう>の治療に関する研究を行っています。
老年障害者歯科学分野
高齢者や多剤服用者、障害児?者に多い歯科口腔疾患の治療、口の環境を支える唾液や口腔粘膜に関する疾患や異常感覚に対する治療、口や食べる機能の維持?向上を目的としたリハビリテーション学を中心に研究?臨床?教育を行っています。