2024年1月1日の能登半島地震の発生を受けて、2月4日から、本学附属病院職員4名(歯科医師2名、歯科衛生士2名)がJDAT(日本災害歯科支援チーム)に参加し、被災地での支援活動を実施しました。
活動に参加した職員に生の声を聞きしました。
2024年1月1日の能登半島地震の発生を受けて、2月4日から、本学附属病院職員4名(歯科医師2名、歯科衛生士2名)がJDAT(日本災害歯科支援チーム)に参加し、被災地での支援活動を実施しました。
活動に参加した職員に生の声を聞きしました。
福岡県歯科医師会より派遣要請を受け、福岡県JDATの一員として能登半島の珠洲市で活動してきました。
発災から4週間経っていましたが、断水が続き、倒壊した建物は手つかずのまま、道路は地割れや隆起し、映像で見るよりも厳しい環境でした。
活動内容は、避難所にいる被災者の口腔衛生状態を聞きながら、希望に応じて口腔ケアや応急処置、ケア用品の配布などを行いました。
被災者の中には十分な口腔ケアが出来ていない方も多く、誤嚥性肺炎予防のためセルフケアの重要性について理解してもらえるよう努めました。
活動中に感謝されることも多く、意味のある活動が出来ました。
今後も被災地における口腔衛生を中心とした公衆衛生活動支援は重要であると実感しました。
能登半島地震の災害歯科支援活動に、福岡県JDATとして、附属病院から歯科衛生士2名が参加しました。
現地では、避難所を巡回し、歯科ニーズを拾い上げるアセスメントや口腔清掃指導などの歯科保健活動を行いました。
初めての派遣でしたが、被災者の方が今1番必要なものは何かを考えながら気持ちに寄り添うこと、1日でも早く日常を取り戻せるような支援を心がけました。
支援に参加してみて、被災地のニーズに対応するには多職種との連携や情報共有が不可欠であることを実感しました。
派遣に際しては、多くの方に支えていただき深く感謝申し上げます。
1人でも多くの方が災害歯科支援に興味を持ち、行動していただけたら嬉しいです。
広報誌Platys vol.06の巻末コラム「災害時こそお口をきれいにしましょう」で災害時のお口のケア方法を解説しています。
ぜひご覧ください。